日本全国であらゆるジャンルのラーメンを食べてきた友人が突然言った。
高知県安芸郡北川村という所に、今まで人生で食べた中で一番美味しいと感じたラーメン屋がある。ただし、凄まじく遠くて辺鄙な所にあるので頻繁に行くことができないとのことだった。
そのラーメン屋の名前とは「いごっそラーメン店長」。
本日は三連休の初日、かなり遠いが高速道路を使って今いる須崎市から向かった。いごっそうとは土佐弁で「頑固者」などと言った意味の言葉だ。
ちなみに僕は生粋の高知県人だけれども「いごっそう」だと思ってた。「いごっそ」ともいうのかしら……。
「いごっそラーメン」の場所
高知県は横に長いので県内でを移動すると言っても、東京から埼玉とかそう言ったレベルの話ではなく、小旅行なのだ。僕の地元須崎市からだとこんな感じ。↓
県外から来られる方は南国市という所に空港があるのでそこからレンタカーを使った方がいいかもしれません。車で海を右手に東へと東へと進むのですが、太平洋の水平線が美しい。
そして海沿いに通っている土讃線(どさんせん)は電車マニアでなくても一回は乗って欲しいもの。(という僕は乗ったことないです……。)
江ノ電みたいな感じかなって勝手に思ってます。
江ノ電も趣があって素敵ですよね。(話それた←)
「いごっそラーメン店長に到着」
看板みて改めて思ったけど店長ってなんで店名に付いているんだろう。
そして冒頭触れたように「いごっそう」じゃなかったことも小さな衝撃。
少し褪せた暖簾が隠れた名店の匂いを醸しだしてます。
ちなみに僕たちはお店が17時からが後半の営業開始であることを調べていたので、17時35分くらいに到着。営業時間は中休みがあるので注意してくださいね。
昼営業11:30~14:30 / 夜営業17:00~20:00(定休日が月曜、金曜) ※2018/9/22時点
中に入ると食券を買うシステムです。
ちなみに17時40分くらいに入店してからすぐに全席埋まってそして列ができました。
場合によっては結構待つかもしれません。
僕らはタイミグが非常によかったです。
人気ありますね。
ちなみに僕は塩バターラーメン、友人も塩バターラーメン。
券売機では大盛りが何故か選択できないようになってましたが、店主のおじさんに注文時に大盛りの旨を伝え食券と200円現金でプラスしてる人がいましたので券売機の問題みたいですね。
待っている間におじさんの雑誌インタビューを読む。
50代で脱サラし、生まれ育った北川村に戻ってきてラーメン屋をやり、めちゃくちゃうまいと人気が出てるっていう本当に尊敬する。
普通に感動。
手作りの柚子胡椒もかけ放題。(量多くは無理だけどめちゃくちゃ美味しかった)
柚子胡椒だけも1200円で販売されておりましたが、僕らが行った時すっごい混んでて忙しそうだったのでなんとなく諦めました。
自家製柚子胡椒↓
にんにく↓
辛い?なにか(未使用) ↓
きたー!!
塩バターラーメンです。
大盛りもやしとネギの下には大きいチャーシューが5枚きっちり入ってます。
作ってるのみてたら、全お客さんのラーメンにときっちり確かめるかのように5枚乗せてた。
スープは本当にあっさりしてて、いくらでも飲める。止まらない。
本当に美味しい。
ちょっともやしを食べるとチャーシューが出てきました。
これもまた甘めのタレで煮込んであって、柔らかくて本当にうまい。
後半は柚子胡椒を少し加えて味を変えてみる。
ここの自家製柚子胡椒は唐辛子が聞いてて辛めだけど、蓋を開けた瞬間から柚子の香りが凄まじい。
蓮華の上でスープに少し溶かしてみたけど絶品。
これ本当に持ち帰りで買っておくべきだった。
食べ終えたので外観撮影↓
カメラうまくなりたい。。
高知県「いごっそラーメン店長」のまとめ
50代で脱サラし関西でラーメン屋を開いたおじさんが、故郷の北川村に戻り作っているすっごい優しい味のラーメン。鶏ガラをじっくり煮込んだスープに包み込まれるような味。遠方からこの一杯を食べに行く価値あります。あっさり味だからこそ飽きさせず食べられる。
僕は食べている最中に思った「あ、これ次もまた絶対に来たい。いや行こう。」
この文章を書きながらもうすでにかなり食べたくなっている。
普段スープを全部飲まないようにしている僕が全部スープ飲んでしまった。
ああ、これは食欲の秋なのだろうか、いや季節関係なく次行った時も絶対また飲んでしまうんだろうな。
ラーメンと関係ないけど、帰り左手に見えた太平洋に溶ける夕陽。凄い綺麗だった。
では、また。
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