こんばんは、ちーも(@chihiro_ojima)です。
数日前に「ためしてガッテン」でスウェーデンでは虫歯の人がほとんどおらず、その理由は歯磨きの方法が日本とまったく異なっているといった内容をやっていて、目から鱗がボロボロと落ちたので紹介します。
その名もイエテボリテクニックといい、このテクニックを駆使することでフッ素が最大限に生き、虫歯予防へと繋がるとのことだった。
■イエテボリテクニックを使った歯磨き手順
- 歯磨き粉はたっぷりと2cm出す
- 歯磨き粉が口全体に行き渡るように歯を磨く
- 口の中の泡を吐き出したら、最後に水で口をすすがない(どうしてもすすぎたい場合は少量の水で一回だけすすぐ)
- 歯磨きのあとは2時間飲食をしない(最低でも30分)
最初に虫歯のメカニズムをおさらい
虫歯はミュータンス菌(虫歯菌)が口のなかに残った砂糖を食べてその後、酸を出し、その酸で歯が溶かされる一連の流れでできます。
- 砂糖をミュータンス菌が食べて酸を出す
- グルカンというネバネバ物質を出す
- グルカンが溜まってくると歯垢の塊(プラーク)になる
食後すぐに歯磨きするのって思ってたよりもすごく有効だったんですね。
かつて虫歯大国だったスウェーデン
現在、40代以上の日本人のほぼ100パーセントが虫歯らしいのですが、今でこそ歯科先進国のスウェーデンも1960年代は日本と同じくらい虫歯が多かったそう。
国の政策として虫歯予防にとりくみ、その結果現在では虫歯の人がほとんどいなくなった。その画期的な歯磨き方法を編み出したのが、スウェーデンのイエテボリ大学です。
イエテボリテクニックは歯磨き粉たっぷり、フッ素たっぷり・・・なら人体に影響は?
イエテボリテクニックは人体に影響がない範囲で、いかに口の中にフッ素を多く残すかを考えられた方法です。
フッ素は1日10gまでなら摂取しても人体に悪影響を与えないらしく、歯磨き粉2cm(1g)であれば1日に数回磨いたとしても人体にまったく悪影響はないみたいです。
余談ですがフッ素を過剰に摂取した場合、嘔吐などの中毒症状が出る場合もあるらしいです。
あとちなみに対象は12歳以上、そしてインプラントの人は歯に問題が起こる可能性があるらしいのでやってみたいけど不安な方は歯医者さんに相談してみてください。
※2019年5月19日以下追記—
この記事作成後、フッ素で癌になる確率があがるといったお話をお教えいただきましたが、熊本県歯科医師会さんのHPより問題ないことを確認しました。やはり12歳以上からお試しいただいた方がいいみたいです。
〜以下引用〜
海産物や農作物にも様々な濃度のフッ素が含まれており、私たちは毎日の食生活の中でフッ素を取り込んでいます。もちろんどんな薬でも、また、たとえ食物でも一時期に大量に摂取すると体に害を及ぼすことがあります。
フッ素洗口を例にすると、フッ素は体重20kgのお子さんでは急性中毒量(大量に摂取して吐き気がしたりする量)は40mgですが、フッ素洗口一回分7ccのフッ素量は1.6mgしかないので、間違えて一回分のうがい液を全部飲み込んでしまっても大丈夫です。また、液を吐き出した後、口のなかに残るフッ素の量は、お茶1〜2杯分に含まれるフッ素の量と同じですので、うがいに関して問題はありません。
また、フッ素が添加されている水道水や歯みがき剤を使用する場合も、用量を守って適切に使えば危険はありません。
歯磨き後すすぐとすすがないの大きな違い
「ためしてガッテン」のサイトより以下引用させていただきましが、すすぐ回数が多ければ多いほどフッ素濃度が減っていきます。
1回すすぐだけでこんなになるなんて、、、愕然としますね。
番組で歯みがき後の唾液中に残るフッ素濃度とゆすぎの回数との関係を調べたところ、次のような結果でした。
実際に一晩やってみた結果、朝の口のスッキリ感に驚いた
というわけで僕も実際に一晩やってみました。
ちなみに人間の習慣とは恐ろしいもので、意識してゆすぐまい!と思っていたのに手と口が勝手に動いて1度ゆすいでしまいました。
なのですぐに2回目を意識的に口全体を磨き、フッ素ぬりたくって寝ました。
そして翌朝起きた時、口がいつもよりさっぱりしてて驚いた。
これは、、、本当にもっと早くからやっておくべきだった。
最強のイエテボリテクニックと、歯間ブラシ&歯の定期検診で虫歯予防!
いかがでしたか?
今日からイエテボリテクニックを使いたくなりません?
現状まだちょっと抵抗がありますが、僕はしばらく続けてみて、またなにか感じたら報告させていただきます。
今はただただ感動してこのブログを書いた次第であります。
このイエテボリテクニックと併せる形で、歯間ブラシも使った方がいいです。
歯の間はブラシでうまく磨けないので僕も使ってます。
あとは歯医者さんの定期検診も3ヶ月に1度はいきましょう。
虫歯になる前の予防が本当に大切ですからね!
では、また。
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