こんばんは、ちーも(@chihiromorrico)です。
コロナウイルスの報道やTwitterでのネガティブな呟きで疲れ果てているみなさん・・・・。正直なところ僕もです。
まずメディアの民衆の不安を煽るコロナウイルス感染報道にも疲れます。
それに反応して政府やライブハウスに怒っている人も疲れます。
そしてバンドマンを含むライブハウスや音楽関係者たちの怒りの声にも疲れます。
もちろん、僕も音楽をやっているので音楽関係者の気持ちはわかります。
そして気持ちがわかるだけでなく、バンドマンの活動自粛の苦しさ、ライブハウス側の営業ができない苦しさはよくわかりますし、この自粛の波で本当に人の死に繋がる可能性だってあると思います。
正直コロナウイルス感染よりも、全国のイベント中止、これからの季節に行われる新入社員歓迎会や、送別会、花見がなくなることでの経済的損失は計り知れないと感じます。
オリンピックもどうなることやら。
もちろん亡くなられた方の命を軽視しているわけではありませんし、ご家族にとっては辛かっただろうと思ってます。
僕自身コロナウイルス感染そのものや、各メディアの報道に関しては言いたいことが山のようにあります・・・が、今回はなぜ特にライブハウスだけがやばい場所と言われている理由に絞って僕なりの考えをお伝えします。
”なぜライブハウスが不自然にメディアに叩かれるのか”の結論から箇条書きしておきます。
- メディアスポンサーではない(これが一番かな・・・)
- ライブハウスの多くが地下にあり、換気がしにくい
- 不特定多数が集まる
- 濃厚接触の条件を満たしている※手を伸ばしたら届く距離(目安として2メートル)で一定時間以上接触があった場合
- ライブハウスに行ったことのない人からは怖い場所と感じる
コロナウイルス報道で不自然に叩かれるライブハウス
まず、1番言いたかった結論から言います。
ヨガ教室や卓球教室、ライブハウスが叩かれるのに大手のスポンサー企業が運営する・・・例えばパチンコなどが全く報道されていないのは、TVなどのメディアのスポンサーだからです。
パチンコ店での感染っていそうですが、僕が知る限り報道はされてないですよね。
おそらく報道する側としてスポンサーを悪くは絶対言えないわけですね。
その点、ヨガ教室や卓球教室、ライブハウスは全国区のTV局のスポンサーではないですよね?
つまりズバズバ言えるわけです。
そして、タイミング悪く大阪のライブハウスで感染者を出してしまったことから、一斉にやり玉に上がったわけです。
死者の数字で見るとコロナウイルス感染での死亡数は少ない?
感染者の数を毎日カウントして、この世の終わりのように煽るTVメディア。
厚生労働省のこちらを参考に客観的に感染者数と死亡者数でみてみましょう。
日本で1日に亡くなる方の人数は平均して3280人、年間にすると約119万人の方がなくなる計算になります。
※これは平成17年~平成22年のデータなので2020年現在はもっと多いと思われます。
2020年3月14日時点で国内感染者は714人、内死亡者数は21人。
厚生労働省のページは情報が10日程度古いですが、世界中でみても5000人くらいしか死んでないんです。(多いと言えば多いですが・・・)
コロナの話題がでてきたのって1月くらいからなので現在3ヶ月程度経過していますが、
世界中で3ヶ月で死者5000人くらいだったら、、、全然大ごとじゃない気がしますよね。日本だけで1日3300人死んでいるんですから。
・海外の国・地域の政府公式発表に基づくと3月4日12:00現在、日本国外で新型コロナウイルス関連の肺炎と診断されている症例及び死亡例の数は以下のとおり。
国・地域 感染者 死亡者 中国 80,409 3,012 香港 104 2 マカオ 10 0 韓国 5,766 35 台湾 42 1 シンガポール 112 0 ネパール 1 0 タイ 43 1 ベトナム 16 0 マレーシア 50 0 豪州 52 2 米国 129 9 カナダ 33 0 フランス 285 4 ドイツ 262 0 カンボジア 1 0 スリランカ 1 0 アラブ首長国連邦 27 0 フィンランド 7 0 フィリピン 3 1 インド 29 0 イタリア 2,706 107 英国 86 0 ロシア 3 0 スウェーデン 35 0 スペイン 198 1 ベルギー 23 0 エジプト 2 0 イラン 2,922 92 イスラエル 15 0 レバノン 13 0 クウェート 56 0 バーレーン 51 0 オマーン 12 0 アフガニスタン 1 0 イラク 32 1 アルジェリア 12 0 オーストリア 29 0 スイス 58 0 クロアチア 9 0 ブラジル 3 0 ジョージア 3 0 パキスタン 5 0 北マケドニア 1 0 ギリシア 9 0 ノルウェー 33 0 ルーマニア 4 0 デンマーク 15 0 エストニア 2 0 オランダ 38 0 サンマリノ 15 1 リトアニア 1 0 ナイジェリア 1 0 アイスランド 26 0 アゼルバイジャン 3 0 ベラルーシ 1 0 ニュージーランド 3 0 メキシコ 5 0 カタール 8 0 ルクセンブルク 1 0 モナコ 1 0 エクアドル 10 0 アイルランド 2 0 チェコ 5 0 アルメニア 1 0 ドミニカ共和国 1 0 インドネシア 2 0 アンドラ 1 0 ポルトガル 4 0 ラトビア 1 0 セネガル 4 0 サウジアラビア 1 0 ヨルダン 1 0 アルゼンチン 1 0 チリ 1 0 ウクライナ 1 0 モロッコ 1 0 チュニジア 1 0 ハンガリー 2 0 リヒテンシュタイン 1 0 ポーランド 1 0 スロベニア 1 0 ※ 中国:2/13より診断基準変更(湖北省においては、臨床診断病例が追加)
イベントを実施する側の「体調が悪い人は・・・」or「熱がある人は・・」は無駄
イベント開催を決めた方がよくTwitterでこのように言っています。
- 体調の悪い人は無理してライブハウスに来ないでください。
- 熱がある方は無理してライブハウスに来ないでください。
こういった類のツイート、本当にここ数日よく見ました。
でも潜伏期間の人は完全スルーなので意味ないと感じました。
つまり熱や体調不良の人が来なくても、自覚症状のない潜伏期間の人がくる可能性はゼロではないと考えた方がいいですよね。
もちろん僕はライブハウスやバンドマン側の人間ですから、ライブハウスには気軽にきて欲しいしイベントも無くなってほしくない。
そこで、僕が考えうるお金をかけないコロナ感染の可能性を下げる方法を紹介します。
僕が考えるコロナ感染の可能性を少しでも下げるためにやっていること
咳が出た時は肘の裏側で抑える
咳が出る時、日本人の多くは手のひらで抑えてしまいがち。
それだと、菌が指の間から飛んでしまったり、自身の手のひらも菌まみれになってしまいます。
なので肘の意識的に裏側で抑えることが大切。
画像引用元:くしゃみをおさえるのは“手”じゃなく“肘の内側”ってホント? インフル感染防ぐ「エチケット」を聞いた https://www.fnn.jp/posts/00422220HDK
うがい&手をとにかく洗う(あればアルコール消毒も)
これは説明不要ですよね。
徹底的に洗うこと。
左右の手で交互に手のひらを引っ掻くようにして洗うと爪の間も綺麗になるようなので、やって見てね。
睡眠をたっぷりとる
いわずもがな、睡眠不足では免疫力が下がります。
そうなると今回のコロナウイルス感染も含めてどんな病気になるかわかりません。
朝昼晩に白湯を飲み基礎体温をあげる
健康的な人間の平熱は約36.5~37℃と言われています。
そして現代人は基礎体温がどんどん下がっているらしい。
体温が約1℃低下すると代謝は約12%、免疫力は約30%もダウンしてしまうと言われているため、基礎体温をあげること=病気になりにくい体といえます。
そこで僕のオススメは白湯。
白湯はただのお湯じゃありません。
マジで体の基礎体温をあげてくれます。
僕は、朝昼はなかなか厳しくても寝る前はできるだけ飲むようにしてます。
特別な道具もいらない、買う必要もない。
明日から、いや今日から白湯生活を始めよう!!
コロナウイルス感染報道がライブハウスに与えたダメージは深刻・・でも
先ほども言いましたが、営業ができなければ収入がないわけですからライブハウスも本当に大変。(バンドマンもイベンターさんも)
僕の実家がある須崎市の税務署で感染者がでたんですが、税務署は危険だから、入場は禁止!確定申告は中止にしましょう!ってTVは報道しないんですかね・・・。
僕らもツアーファイナルのライブが延期になってしまいましたが、僕らの場合はあくまで小さなライブハウスなので延期が可能でした。
しかしアリーナとかドームでのライブを1年以上前から準備していた人たちは延期するにしても1年後とか2年後になる上、ドームを借りていた料金が1000万円かかるとか、そういった情報もありました。そうなるとミュージシャンは廃業です。
そして、最後に僕が恐れていることをもう一つだけ言わせてください。
いつかコロナウイルスが収束した後、ライブハウス=危険というマイナスイメージがこれからライブハウスを好きになってくれるかもしれない10代の若い子たちの頭に残ってしまったら怖いよなと思います。
それらのイメージを払拭するため、僕らバンドマンにできることはなんだろう。
今のメディア先導によって、ライブハウス=悪と思っている世代にはいらない場所に集まるいらない奴らと思われているのもしれない。
音楽は病気を治す医療じゃないし、お腹もふくれない。
でも音楽で人の命を救う可能性って絶対無限にあると僕は思う。
今だからこそもっと歌いたい、そのために今は練習を重ねるだけ。
またいつかライブでお会いできたらうれしい。
では、また!
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