人間誰しも怒る。
仏と言われる僕だって怒る。(言われてないけど)
今日だって運送会社の人と日時指定の話が噛み合わなくてちょっとイライラした。
ほとんどの人の怒りの原因は人間関係だ。
自分と考えが合わない人や、否定してくる人、馬鹿にしてくる人、自分のペースを乱してくる人。そういった人に対して人は怒りを感じる。
対人でのイライラの原因をもっと突き詰めて考えるとできっこない他人をコントロールしようとする事だ。
殆どの場合はそれがうまくできずに怒りが生まれる。大体自分自身だってコントロールが難しいのに他人なんてコントロールする事はできないのだ。
でも考え方一つ、見る角度を一つ変える事で解消できる怒りも沢山ある。
今回はそれをみんなに伝えられたらと思う。
自分には到底理解できない人に対して怒りが湧いてきたら
おいおいおいおい、こいつ何言ってるんだよ。まじかよ。。
ええ〜〜、普通こんなことする?!
そんでもって、つまらん言い訳ばっかりして、謝らないんだ・・・俺より年上なのにメンタルは子供かよ。は〜イライラする。
上記は人間関係においてよく感じる事だ。
人間は自分の中の常識(生まれて今まで培ってきた偏見)からの視点でしか物事を見られない生き物だ。なので自分の常識の物差しで測れないものに怒り、場合によっては恐怖する。
怒りが降ってきたらまずは、その怒りの対象の人物に対してその生物はそういった生き物なのだと、ちょっと心の中で距離を作ろう。
決して理解しようと努力してはいけない。
努力は無理をした状態だから、そのままでは自分がパンクしてしまう。
そして心の距離が少しできたら今度はゆっくりと意識的に呼吸をする。
ゆっくりとした意識的な呼吸がなぜいいのか。それはその間思考が止まるからだ。
思考が止まると、怒りと同一化した状態を一瞬だけでも解消できる。
一瞬かよ!
と思うかもしれないが、その習慣がついてきたらだんだんとその時間が長くなってくる。思考は本来の自分ではなく、現象として起こっているのだとわかってくる。
そういう話をしていると宗教くさいと言われることがある。
でも仏教の修行から生まれた瞑想は、Apple社を生み出した故スティーブ・ジョブスさんも朝の日課にしていたし、沢山の有名な経営者も生活習慣として取り入れていることも多い。さらにマインドフルネスはGoogle社でも採用されている。
呼吸に関しては前にも少し書いたので読んでみてください。
怒りをコントロールするアンガーマネージメント
アメリカの経営者、スポーツマン、ハリウッドスター達はアンガーマネージメントという怒りと付き合う方法を学んでいる人が結構いるらしい。
色々とテクニックはありますが、誰でもすぐに実践できることがある。それは、
「6秒ルール」
つまり瞬発的にどれだけ怒りを感じても怒りのピークは6秒しかもたないということ。
つまりイライラしたら深く意識的な呼吸を6秒以上かけてゆ〜くり行うといい。
怒りの後自分を苦しめる罪悪感
誰だって怒りたくない。
でも怒ってしまった後、時間差で罪悪感が襲ってくることがある。
怒りで苦しかったのに、さらにその後自分で自分を苦しめる。
でも僕は断言できる。
怒りで突発的に人に暴力をふるったとかでなければ、その罪悪感は幻だ。
その罪悪感、心の痛みは今現在この瞬間にないもの。
この瞬間に実在しないものに苦しめられるのは多分、あなたが優しい人だからだろう。
だから過去の幻にずっと苦しめられなくてもいい。
好きなことをしたらいい。
カラオケで熱唱したり、運動とか、映画をみる、音楽を聴くとか。
呼吸に集中するのもいい。
幻は、幻と気づいたときに消えるから大丈夫。
(今は信じられないかもしれないけど、いつかわかるよ 笑)
怒り(イライラ)解消法まとめ
・自分に理解できない人に対して怒りを感じても、無理に理解しようとしない。「そういった生物なんだ」と思おう。
・怒りのピークは6秒、怒りを感じたら6秒以上のゆっくりとした呼吸をしよう。
・怒りの後の罪悪感は過去の幻。
・過去の幻は、幻と自分で気づけたら勝手に消える。
そういや怒り診断のサイト見つけました。
暇だったらやってみてね。
僕は威風堂々(いふうどうどう)タイプでした。
では、また!
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