せっかく記事を更新しても、常にGoogleコアアップデートに脅かされるブロガーや、アフィリエイター。
少し前のアップデートでもこういったツイートを多くみかけました。
なお、武漢ウイルスとのダブルパンチでGoogleアップデートが5月5日にあった訳でして、その後の検索順位はこんな感じ……
— yellow (@mossberg835) May 23, 2020
ひどくないですか?
いきなり6~7割減とか?
これはいよいよ廃業ですわw pic.twitter.com/t5Pdw7ZimN
5月始めに行われたGoogleアップデートでサイトが飛んでから検索順位が戻ってこない😱
— じゅんたん (@jobanni_0904) May 24, 2020
いつもならもう戻ってるのに😂
個人ブログにも結構ダメージ来てる⁉️他の運営者の方どんな感じか知りたいです💦
現在2020年。
これから先、医療や法律はもちろんの事、文章を作成するライターやブログ業種にもAIが台頭してきています。
医療であれば、世界中の医学研究論文を調べまとめたり、法律であれば裁判に向けての資料を一気に探してきたりするAIは現在、もう実用化されているそう。
そして一部では、大手出版社にてAIに記事を書かせてるところまで出てきているとのこと。
いくらSEO対策を頑張っても、その時代時代でGoogleのAIにより検索順位が決められてしまう事を考えると、個人ができるその場その場のSEO対策では決して勝つ事はできません。
なんたって相手はAIだから、AIが決めたルールに適応した記事作成などは簡単にできるのです。
ただ、人にしかできないことがあります。
それは何か。
それを僕が理解した本がこちら↓
この本で書かれているポイントは以下の2点
- ブレない自分の軸を持つ
- 読者(顧客)と生き方でつながる関係性を築く
僕個人的にはそれプラスで一つ提案があるのですが、AIで真似ができない人にしかできない一次情報の発信はかなり有効だと思います。
まぁ、その点は後ほど触れつつ、ざっくり紹介します!
こちらの本はKindle unlimited(読み放題)会員の方はそのまま読めます。
登録してない方は30日間無料で読めるので以下、要チェックしてみてくださいね!
AIによってSEO対策は厳しくなる?
SEOとは検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)。
その頭文字をとってSEOと呼ばれます。
ざっくり言うと、インターネットで検索した時に出てくる順位で上位をとるためのテクニックです。
その判断はGoogleのロボットがだいたい以下の基準から決めています。
- 読者の役に立つ情報をわかりやすく書いているブログ
- 優良な外部リンクが組み込まれている
あとは権威性、専門性、信頼性も重要視されています。
ここに挙げたのはほんの一部だけれど、要するに自分が長けてる専門性の高い記事を、読者にわかりやすく書いて悩みを解決できる人が検索上位に出るということです。
試しに「血圧 下げ方」で調べると1位は大正製薬のホームページ。
2位は病院の記事でした。
AIによって人が読んで有益な情報が一瞬で作られ、さらにGoogleのロボットにも気に入られ検索のTOP10を独占する・・・・そんな時代がすぐにくるかもしれません。
■AIの台頭によって個人ブロガーやアフィリエイターは限界
-
賢くなり続けるGoogleのAI
- 時代によってSEO対策ノウハウは変わる
-
2にあわせて、ブログ・ライターのライバルとしてAIが活躍
-
個人でSEO対策をする限界
でも、大丈夫。
著者はいいます。
「これからのビジネスは戦うのではなく”共生”の時代になります。」
つまり、これまでのように小手先のSEO対策を時代時代に追われながらやらなくてはいいというある意味では救いにも感じられる言葉。
では、具体的にどうしたらいいか。
個人の強み、自分の軸を作る
なぜ、「あなたがそのコンテンツを作るのか」そのポリシーを徹底的に考える。
次にそのポリシーをプロフィールに書くことで、あなた自身のファンを増やし、ファンがつけば、そこはあなたのオリジナルな土台になります。
あなたの今まで生きてきて出会った人や物事、感動したこと、嫌な思いをしたことは、その他の人とは絶対に同じではないはず。
だから同じコンテンツでも、その記事作成をした人の背景の数だけ、情報の伝わり方も変わる。
そして同じ体験をした場合でも、そこに発生する感情は絶対の100パーセントの一致はしないはずですよね?
ブログでもYoutubeでも情報の発信で大切なのは以下。
-
そのコンテンツは誰が作ったのか
-
そのコンテンツは誰に作ったのか
-
そのコンテンツで何を伝えたかったのか
まず「誰が」作ったのかを作り込むことがとても重要。
ブログのプロフィールは考えているよりもずっと大切です。
プロフィールの重要性
ほとんどの人は自分の過去を大したことがないと考える。
でも、どんな生き方をしてきたとしてもそれはあなたのオリジナル。
そして、今からその道に進むかもしれない人が知りたい未来かもしれない。
なので、自分の経験や過去をプロフィールにちゃんと書くとはとても重要です。
その時、大切なのは失敗や苦手なこと、挫折をきちんと書くこと。
人間はピンチの時に真価が問われるので、ブログを読む人が人間性をみてくれる&もしかしたら応援してくれる。
プロフィールを書くポイントとしては以下。
-
過去の失敗、手痛い体験
-
失敗した時の、悔しさや無力感
-
それを反省して学んだ成長体験
-
成功した時の高揚感
※体験と、その当時の感情のセット=人となりを表す最高の伝わるポイント
そこがかけたら、以下も意識してみればより充実したプロフになるかも。
- なぜそのブログを書いているのか
- どういう思いでブログを書いているのか。
- 何を伝えたくてブログを書いているのか。
プロフィールにて人柄がわかると親近感をもたれるようになります。
そして、それは次の項目。
そう、何を書いたか・・・ではなく「誰が」書いたかの重要性に繋がるのです。
「誰が」書いた文章か(誰もがあなたにはなれない)
昔、嫌いな先生に怒られて表では「わかりました!すみません。」っていっても心は納得できなかったことは、誰しもあったと思う。
そう、人は同じ言葉を言われても「納得のできる人」と「納得のできない人」がいます。
それは人間だれしもしょうがない。
だからプロィールを書き、ブログのコンセプトを明確にすることで、「あなたが書いた文だから」信頼できると思ってもらえるのがプロフィールの一番大切な役割。
背伸びや嘘は厳禁。
自分のキャラを全面で出してOK。
伝えたい思いがそのあなたのキャラを、ナチュラルでベスト状態へと成長させます。
相手のことを考えた文章
プロフィールの充実の上で、記事を書く際に以下も意識する。
- その記事はどんな人に役にたつか
- どんな悩みを解決するか
- もしその記事に出会わなければ、どうなるのか
- その記事を読んだあと、相手にどうなってほしいのか
- 読んだ人をどのような未来に連れていきたいのか
ポイントは、難しい用語を使わず、自信を持って説明すること。
その上で、
言いたい一番重要なメッセージを何度も伝えているか、確認しよう。
独りよがりではなく、相手の気持ちをしっかり考えながら、ことばを届けているかを考える。
SEOはブログへのアクセス口の1つであって、すべてではないと知る
SEO一つに依存してブログ運営する場合、頻繁にある世界の変動に耐えきれない場合があるため、SNSを使った流入口を増やすのは必須。
そう、世界では消えては、新しく現れるSNS。
ただ一つ変わらずに残っている最高の媒体があるそれがメルマガ。
ブログは、情報を貯めことに優れたストック型の媒体だが、相手からのアクセスを待つしかない。
メルマガは濃いファンに対して、こちらから情報を発信する攻めの媒体。
その上記二つを組み合わせることで、ブログの働きが10倍〜20倍にもUPするそう。
ちなみに、著者はYoutubeとブログとメルマガの組み合わせが最強と書いていて、同じ情報をそれぞれ発信することで手間は少なく効果は数倍になるとかいてます。
人は失敗の方が得るものが多い
エジソンは「失敗は成功の母」といいました。
そして世界的有名企業のユニクロCEOの柳井さんはこういいました。
「成功は1割、失敗は9割。でも失敗から学ぶことの方が多いので感謝している。」
ほとんどの人は失敗を恐るあまり、行動できません。
失敗していいんですよ、失敗はそこで終われば失敗のままですが、成功するまでやったらそれは成功への過程なんですよ。
勉強のためセミナーを受けた95パーセントの人は、得た知識で満足して行動しないそうです。
行動するだけで残り5パーセントになれると思ったらやる気でませんか?
生き方で読者とつながる関係性をゴールとする
自分が記事や、作品を生み出したら、ネットを介してでもいいし、近しい人に感想をもらうことが大切。
感想をもらう事で自分自身に改革を起こし進化を続ける。
その同じ方向を見ている顧客は一生の付き合いになる。
そして最終的にお互いが生き方で繋がることをゴールとできるように関係性を築くことができる。
改めて違う表現でいうと、情報発信で大切な順は
人を惹きつけるコピーライティング < 提案の中身 < 顧客との信頼
小手先のライティングスキルよりも、製品の中身、さらに中身よりも、顧客との信頼。
顧客との信頼が常に一番、大切。
最終的に「あなたが勧めるということは間違いないでしょ?」となってくれるのがマーケティングでは、最高のゴールになります。
この状況が作れるならば、ばんばんコンサル依頼がきたり、何度もリピートして購入してくれる顧客が増え、LTVがどんどん上がる。
AIでは収集できない一次情報を発信する
AIはロボットで、形がありません。
将来的にターミネーターのロボットのように歩いたり、空を飛んだりするかもしれませんが、今の所はインターネット上でのバーチャルな存在です。
だからこそ、人が人に伝えるブログやYoutubeを一次情報で発信することが重要になってくるのではないかな?
と僕は思います。
例えば
あの県のあのラーメン屋が美味しかった。
お店の外観、店の空気、メニュー表の汚れ、店員さんの接客、ラーメンのスープ、麺の喉ごし。
旅行先でいったホテルのレビュー。
間取り、温泉、料理などの臨場感たっぷりの感想。
これは絶対に天才ロボットが世界中をネットで調べても出せないですよね?
【まとめ】AIに淘汰されず生きのこるブログとは
今回は小川善太郎さん著の「未来まで生きるブログ。滅びるブログ。」をざっくり紹介させていただきました。
最後に余談ですが僕自身、AIによって人の仕事がなくなることを肌で感じたことがあります。
以前、勤めていたコールセンターに一斉に入社してきた派遣の方がいました。
その方達は某世界的に有名な会社のコールセンターで働いていたのですが、そのコールセンターがAIを導入したのでリストラになったといっていました。
その時はたしか2018年1月か2月くらい。
来るべき時がきたなと思い、僕は離職を決意しました。(もちろん理由はそれだけではないですが、それも大きな要因でした。)
時代はそうなる以上、AIと戦う必要はなく、必要以上に怯えなくてもいいのかなとこの本を読んで思いました。
ブログやアフィリエイトだけでなく、Youtube発信でも、どのような形であっても以下を意識してコンテンツを作ればロボットには真似できない、あなたの完全オリジナルなコンテンツになるのですから。
- 自分のブレない軸を持つ
- 読者(顧客)と生き方でつながる関係性を築く
- 人間にしかできない、一次情報を発信していく
これ意外と知らない人多いですが、自分が好きなことを直感ですぐやるだけで、差別化につながるんですよね。嫌いなことをイヤイヤやっている人は、凡人にしかなれない。そういう人は、まずはその足の重りを外すところからスタート。ずっと動いていれば、足かせを付ける暇も与えないですから。
— イケハヤ@YouTube登録25万人 (@IHayato) June 18, 2020
これからSEOの世界がどうなるのか。
でもこの本に書かれていることをきっちり念頭において発信していけば、決してAIに淘汰されるコンテンツにはならない気がしますね。
要点はまとめたつもりですが、もちろんこれが内容のすべてではありませんので、気になった方は読んでみてください!
これは、まじでオススメです。
では、また!
Kindle unlimited(読み放題)会員の方はそのまま読めます。
登録してない方は30日間無料で読めるので以下、要チェックしてみてくださいね!
コメント